
木村多江、リリー・フランキー、主演映画。
90年代が舞台の、法廷画家とその妻の話。
私は、この作品が「NEWS ZERO」で取り上げられているのを見て、監督が1年間鬱であったこと、リリー・フランキーが主演であることに興味をもち、珍しく映画館へと行きました。
考えるのではなく、感じる作品であったと思います。
淡々と流れる日常の日々の中にある感情の機微が描き出されています。
この中に描かれている人間のきれいな部分も、汚い部分も、壊れた部分もどの人間の中にもあるもんだと思います。
妻を思いやるコトバも、法廷にたつ殺人者のコトバも。
この作品によって何を感じるかは人それぞれであるとは思いますが、私が感じたのは「かっこつける」ということです。
こうであるべきと考えている自分、こうでありたいという自分、そしてそうであったりなかったりする自分。
生活している中で、背伸びして、肩張って、頑張ってしまうことってあると思うんですが、そうすることによって生きづらくなってしまうことってあると思います。
それを乗り越える姿が、この映画の中にはありました。
リリー・フランキーの演じるタクオは、それが全然なくってとても素敵な人物です。
彼が発する言葉もとても、素朴でよいものでした。
彼の生きる姿を感じに、映画館に足を運んでみてください。
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