オダギリジョーさんと香椎由宇さんが婚約されましたね。
そのきっかけとなったのが「パビリオン山椒魚」っということで、本日借りて見ましたwww
オダギリジョー主演ってことで、ずっと気にはなっていたんですが、きっと変な映画だろう…と思って、まだ見てませんでした。
思ったとおり、変な映画では、あったと思います。
一般的には。
でも、私個人的には、そんなに変な映画では、ありませんでした。
ストーリーもあるし。
頭がおかしい人が出てくるわけでもないし。
というよりむしろ、この映画すごいでは?
と感じました。
一言で言えば、
「本物とか、偽者とか、どっちでもいいの」
映画中で、香椎さん演じる二宮あづきのセリフです。
この一言を表すために、作られた映画、という感想を持ちました。
話は、動物国宝のサンショウウオのレントゲンをとって欲しいと依頼されたオダギリジョー演じるレントゲン技師、飛鳥芳一が、そのサンショウウオを所持する財団のゴタゴタに巻き込まれていく…というもの。
最初は、オダギリジョーさんの好きな人を見る演技ではない本当の姿はどんなもんなんだろー?と思ってみてたんですが、最後には、そんなこと忘れてストーリーにハマッてました。
どんどん展開していくストーリーと、小気味良い音楽と、面白いフレーミング(この用語は、ないのですが、どう目の前にある空間を切り取るか、ということ)。
そして、思わず笑っちゃうシーン。
すべては、「本物でも、偽者でも、どっちでもいいの」
を表すためにある。
そんな映像です。
コトバじゃ足りない、だから歌で。
コトバじゃ足りない、だから映像で。
といいますが、映像にして伝えたいものを体現したんだなって思った映画です。
作品中で、あづきが芳一に「きもちわるいけど、かっこいー!」と叫んでますが、つまりはそういうことだと思います。
だっさいケド、かっこいい。
わけわかんないケド、かわいい。
そーいうことだろ♪
この作品、かなり好きです。
監督・脚本 富永昌敬
公式HP http://www.pavillion.jp/
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